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by ximiro

メリー★クリスマス

今夜から 明日の日中は クリスマスですね☆
ひみちゃんは 先日ケーキを食べたから 今日は普通の平日として過ごそう と思っていたのに やっぱり チキンを食べてしまいました!
でも今日は もう ケーキは食べませんでした。

クリスマスは イエス・キリストの誕生日です。 イエス様が お生まれになった お話を 書きたいと思います。


天使ガブリエルは、 ナザレというガリラヤの町に 神から遣わされた。
ダビデ家のヨセフという人の いいなずけである おとめのところに遣わされたのである。
そのおとめの名は マリアといった。

天使は、彼女のところに来て言った。

「おめでとう、恵まれた方。 主があなたと共におられる。」

マリアはこの言葉に戸惑い、 いったいこの挨拶は何のことかと考え込んだ。

すると、天使は言った。

「マリア、恐れることはない。 あなたは神から恵みをいただいた。
あなたは身ごもって 男の子を産むが、 その子をイエスと名付けなさい。 その子は偉大な人になり、 いと高き方の子と言われる。
神である主は、 彼に父ダビデの王座をくださる。 彼は永遠に ヤコブの家を治め、 その支配は終わることがない。」

マリアは天使に言った。

「どうして、そのようなことが ありえましょうか。 わたしは男の人を知りませんのに。」

天使は答えた。

「聖霊があなたに降り、 いと高き方の力が あなたを包む。 だから、生まれる子は聖なる者、 神の子と呼ばれる。
あなたの親類のエリサベトも、 年をとっているが、男の子を身ごもっている。 不妊の女と言われていたのに、 もう六か月になっている。
神にできないことは何一つない。」

マリアは言った。

「わたしは主の はしためです。 お言葉どおり、この身に成りますように。」

そこで、天使は去って行った。


夫ヨセフは 正しい人であったので、 マリアのことを表ざたにするのを望まず、 ひそかに縁を切ろうと決心した。

このように考えていると、 主の天使が夢に現れて言った。

「ダビデの子ヨセフ、 恐れず妻マリアを迎え入れなさい。 マリアの胎の子は 聖霊によって宿ったのである。
マリアは男の子を産む。 その子をイエスと名付けなさい。
この子は 自分の民を 罪から救うからである。」

このすべてのことが起こったのは、 主が預言者を通して言われていたことが 実現するためであった。

「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。 その名は インマヌエルと呼ばれる。」

この名は、 「神は我々と共におられる」 という意味である。

ヨセフは眠りから覚めると、 主の天使が命じたとおり、妻を迎え入れ、 その子をイエスと名付けた。


さて、月が満ちて、 エリサベトが 男の子を産んだころ、 皇帝アウグストゥスから 全領土の住民に、 登録をせよ との勅令が出た。
これは、 キリニウスが シリア州の総督であったときに 行われた 最初の住民登録である。

人々は皆、 登録するために おのおの自分の町へ旅立った。

ヨセフも ダビデの家に属し、 その血筋であったので、 ガリラヤの町 ナザレから、 ユダヤの ベツレヘムという ダビデの町へ 上って行った。
身ごもっていた、 いいなずけのマリアと 一緒に登録するためである。

ところが、 彼らがベツレヘムにいるうちに、 マリアは 月が満ちて、 初めての子を産み、 布にくるんで 飼い葉桶に寝かせた。
宿屋には 彼らの泊まる場所がなかったからである。


その地方で 羊飼いたちが野宿をしながら、 夜通し 羊の群れの番をしていた。

すると、 主の天使が近づき、 主の栄光が周りを照らしたので、 彼らは非常に恐れた。

天使は言った。

「恐れるな。 わたしは、 民全体に与えられる 大きな喜びを告げる。
今日 ダビデの町で、 あなたがたのために 救い主がお生まれになった。 この方こそ主メシアである。
あなたがたは、 布にくるまって 飼い葉桶の中に寝ている 乳飲み子を見つけるであろう。 これが あなたがたへの しるしである。」

すると、突然、 この天使に 天の大軍が加わり、 神を賛美して言った。

「いと高きところには栄光、 神にあれ、 地には平和、 御心に適う人にあれ。」

天使たちが離れて 天に去ったとき、 羊飼いたちは、

「さあ、 ベツレヘムへ行こう。 主が知らせてくださった その出来事を 見ようではないか」

と話し合った。 そして急いで行って、 マリアとヨセフ、 また 飼い葉桶に寝かせてある 乳飲み子を 探し当てた。

その光景を見て、 羊飼いたちは、 この幼子について 天使が話してくれたことを 人々に知らせた。 聞いた者は皆、 羊飼いたちの話を 不思議に思った。

しかし、 マリアは これらの出来事を すべて心に納めて、 思い巡らしていた。

羊飼いたちは、 見聞きしたことが すべて 天使の話したとおりだったので、 神をあがめ、 賛美しながら 帰って行った。


イエスは、 ヘロデ王の時代に ユダヤのベツレヘムでお生まれになった。

そのとき、占星術の学者たちが 東の方からエルサレムに来て、言った。

「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。 わたしたちは東方で その方の星を見たので、拝みに来たのです。」

これを聞いて、ヘロデ王は不安を抱いた。 エルサレムの人々も皆、同様であった。

王は民の祭司長たちや 律法学者たちを皆 集めて、 メシアはどこに生まれることになっているのかと 問いただした。

彼らは言った。

「ユダヤのベツレヘムです。 預言者が こう書いています。
『ユダの地、ベツレヘムよ、 お前はユダの指導者たちの中で 決していちばん小さいものではない。
お前から指導者が現れ、 わたしの民イスラエルの牧者となるからである。』」

そこで、ヘロデは 占星術の学者たちをひそかに呼び寄せ、 星の現れた時期を確かめた。
そして、
「行って、その子のことを詳しく調べ、見つかったら知らせてくれ。 わたしも行って拝もう」
と言って ベツレヘムへ送り出した。

彼らが王の言葉を聞いて出かけると、 東方で見た星が先立って進み、 ついに幼子のいる場所の上に止まった。 学者たちは その星を見て 喜びにあふれた。

家に入ってみると、 幼子は母マリアと共におられた。

彼らは ひれ伏して幼子を拝み、 宝の箱を開けて、 黄金、乳香、没薬を 贈り物として献げた。

ところが、
「ヘロデのところへ帰るな」
と夢でお告げがあったので、 別の道を通って 自分たちの国へ帰って行った。


占星術の学者たちが帰って行くと、 主の天使が夢でヨセフに現れて言った。

「起きて、子供とその母親を連れて、エジプトに逃げ、 わたしが告げるまで、そこにとどまっていなさい。 ヘロデが、この子を探し出して殺そうとしている。」

ヨセフは起きて、夜のうちに幼子とその母を連れてエジプトへ去り、 ヘロデが死ぬまでそこにいた。 

マタイによる福音書、ルカによる福音書より

by ximiro | 2008-12-25 00:30